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ニンジャな外人が殺された妻の仇を討つため、ただひたすらに超絶アクションを連発しまくる、アクション映画として至極正しい姿勢をこれでもかと言わんばかりに叩きつけてきます。こざかしいストーリーなど一切無く、全てはアクションを見せるためだけに存在しております。
スコット・アドキンスの身体能力の高さが光っており、よくあるカメラ近め&カット割り多めでごまかすような小細工に走らず、基本は引きで長回しも多用と、これぞ正しきアクション映画の撮り方を見せており嬉しい限りです。派手な回し蹴り連発に流行りの(?)空中3段蹴りや横回転しての蹴り等もバンバン飛び出し武器術も披露、敵の本拠地に乗り込む際はニンジャコスチュームに身を纏い海外で大ウケするでしょうなぁ・・・!最後はケイン・コスギとの激闘で、ケインもまた凄まじいアクションを披露しており最高です。相変わらず日本語はカタコトですが(笑)。
日本やタイ、ミャンマーでロケをしており、日本人の俳優も多く日本描写もそこまでトンデモな感じじゃなかったのが惜しいですが、格闘アクション映画が好きなら確実に楽しめる一本です。木曜洋画世代にはたまらんですわい(笑)。
あの有名なピーターパンのサイドキック、ティンカー・ベルシリーズの6作目にしてシリーズ最終作です。
シリーズの最初こそティンカー・ベルがキッチリと主役を張ってたんですが、シリーズが続いていくうちに頭打ちになったのか、ティンカーベル以外のキャラクターがメインを張るようになっていき、本作もティンカー・ベルの出番はクソ少ないです(笑)。
好奇心旺盛すぎてよく騒ぎを起こしたりする問題児、動物の妖精フォーンが流れ星と共に目を覚ます謎のモンスターと心を通わせていく・・・みたいな内容で、このモンスター、ネバービーストの正体が本作の鍵を握っております。ここからネタバレ全開になりますが、この極悪さ満点のルックスを持つ怪物は伝承だと雷を起こしピクシーホロウ(ティンカー・ベルらの住処)を滅ぼすヴィランだとされており忌み嫌われているんですが、実際はその逆で雷を吸収し世を守る守護者として目を覚まします。とにかく熱い存在です。
しかもネバービーストは世に危機が迫った時のみ起き上がり行動し、危機が去ればそのまま永い眠りに付くという定めを背負っており、おそらくは今まで世を守りつつもその怪物丸出しなヴィジュアルのせいで勝手に悪者だと決めつけられておったんでしょう・・・!初めて理解者が出来たにも関わらず眠りに付き、次に目覚めるのはおそらく1000年後でもう二度とフォーンには会えぬ!何とも日本人の琴線に触れる展開をブチかましてきます。ネバービーストが喋らないのも相まってラストサムライの69倍サムライしております(笑)。
ぶっちゃけ前半はクッソだるく、フォーンとネバービーストのユル~い交流がダラダラと続き、制作者の「もうティンクで話作るの無理!」という魂の叫びが伝わってきますし、事実が発覚した後もインデペンデンス・デイばりのシーンを見せつつ結局は予定調和であんま面白味が無く盛り上がりにも欠けるんですが、ラストでネバービーストをティンカー・ベルやフォーンらが看取る(?)シーンだけ凄まじく感動的です。このシーンが無くただネバービーストが受け入れられてハッピーエンドだったら毒にも薬にもならない凡作だったんですが、フォーン達と涙の別れをする場面があるおかげで本作は「ただのジャリ向けでは無い何か」に仕上がっていると言っても過言では無いでしょう・・・!
HM/HRで例えるなら「アルバム前半も後半もパッとせず、10分越えのダル~いスロー曲とかあってめっちゃダレるけど、アルバムラストの曲だけ超ドラマティックで最高なエピックメタル」みたいなモンです。これでシリーズ完結らしいですが、まさしく文字通りの「終わり良ければ全て良し」な1作です。
映画秘宝読者や木曜洋画で育ったボンクラ映画好きが待ちに待った一本で、間違い無く映画秘宝の年間ベストは本作で決定でしょう!正直言ってストーリーらしきモンは一切無く、「ただ逃げて、その後反撃して終わり」と、たったこれだけで説明出来てしまう位シンプル極まりない内容なんですが、このシリーズは荒廃しまくりの世紀末ムード及び頭の悪さが滲み出まくった車のデザインを楽しんでナンボです。ある意味雰囲気モノ映画です(笑)。
世紀末の荒野を疾駆する、知能指数低過ぎな車どもの中でも個人的にインパクト大だったのが後ろにパーカッション4台、前方に巨大アンプ及びダブルネックギター弾いてる奴が乗ってる、闘いにまったく役に立たないヘヴィメタルカーでしょう(爆)。メタラーとしてはあんまギタープレイが達者じゃなかったのが気がかりですが、あの意味不明なインパクトの前では些細な問題です(笑)。クリス・インペリテリでも乗っけておけば良かったんですよ。
良い意味で汚らしく荒くれたヴァイオレンス者ばかりで、シャーリーズ・セロンが坊主頭で奮闘してるんですが、何故か女性陣が美人揃いで荒廃した世界を彩っているのも見所でしょう。敵の親玉イモータン・ジョーよりもヒゲ面でオムツっぽいの付けてた小人のほうが印象に残りましたね(笑)。ツッコミ所も多々ありますが、小難しい事は考えず世界観を楽しむための体験型映画でしょうな!
金鉱で大吹雪になり、欲にまみれた採掘人と言わずもがなの悪党である政府、警察の醜い争いを描いた社会風刺ディザスターかと思いきや、非常に納得いかん事にオマワリどもが終始いいモンとして描かれております。ファック!
嘘描くんじゃねぇよ!オマワリが善人なわけねぇだろボケが!奴等は悪党だろうが!弱者を暴力と権力で弾圧しサディズムを満たす、カネに飢えたクソファッキン亡者どもだろ!
終始正義ヅラするオマワリに、最後は悪徳発掘人が掘り当てた金を政府に献上すると言うプロパガンダ描写が視聴者のケツをファックします。これ撮った監督は政府の飼い犬か!?
日本でも公僕、警察なんてのは市民に煙たがられ嫌われるファックなヴィランだってのに、人権皆無の中国であれば公僕の鬼畜外道振りは言わずもがな、そこいらのヤクザ、マフィアが裸足で逃げ出すレベルのマザーファッカーだろうが!考えれば考える程プロパガンダ映画にしか見えねぇなコイツはよぉ!
単純にディザスタームービーとして観ればまぁ、駄作以上凡作以下な感じで、アルバトロスが乱発してるアルマゲドンのバッタモンシリーズよりはまだ普通に観れる内容なんですが、政府、オマワリ美化の描写には心底反吐が出ますわ!
ファックポリ公!クソ法案がまたクソ通りやがって自転車乗るのもついに違法よ!街中でチャリ乗ってるだけで犯罪者扱いされてカネ奪われて最悪はブタ箱行きになっちまう世の中だ!チャリが移動手段の俺からしたらこいつは死活問題だろうが!政府のブタどもはこの国からチャリを無くしたいのさ!電車やバスやタクシー使えば政府に税金が行き、カネに飢えたクソ政治家のブタどもが私腹を肥やせるが、誰も彼もがチャリンコ乗るようになったら政府にカネが流れねぇから自転車を違法化するんだ!反吐が出るぜクソブタめ!政府、官僚、オマワリ、マスコミは纏めて死んでしまえ!クソッタレの強欲な鬼畜サイコパスどもが!ファック!ファック!マザーファッカー!!
歌えるペンギンが常識という南極世界にあって歌えない代わりにタップダンスが得意な主人公、マンブルが最初は差別、偏見の目で見られつつもその後成長し、やがてペンギンの世界に隠された真実に気付いていく・・・といった内容です。
最初は普通にジャリ向けなアニメ映画かと思っておりましたが、実際の所はかなりパンクなメッセージ性を持った内容となっており、他と違う主人公マンブルはさながら奇形、知恵遅れ、ダウン症の子供のメタファーで、他とは違う才能があるという点はサヴァン症候群のメタファーと言えるでしょう。それに加えエゴで自然を破壊する人類や保守的な思想に凝り固まったクソ石頭の腐れ老害共等、ジャリ向けにしてはかなりパンク、ハードコアな内容で反体制的な思想を持つ俺のような人間には熱くなれる部分が多いです。クイーンやジプシー・キングス等の楽曲を使用したりとオッサンを喜ばせてくれる箇所も目立ってます(笑)。
結末等かなりご都合主義な部分も多く、人間と裏で結託してそうな老害ペンギン共の処遇等まだまだ詰めの甘さも見られますが、それでも個人的にはパンキッシュな視点でそこそこ楽しめましたね(笑)。ペンギンを保護する人間も結局は偽善的なエゴを満たすためでしか無く、お涙頂戴になりそうでいて実はブラックな部分があるのも賛否分かれそうですね。もっとダーティーに振り切って貰いたかったモンです。バッドエンドで良かったかも知れませんね(笑)。