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オリジナルギャグwebコミックサイトCOMIC HAND JOBのブログです。
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“マッドマックス”シリーズ等で知られるジョージ・ミラー監督作のCGアニメーション映画です。


歌えるペンギンが常識という南極世界にあって歌えない代わりにタップダンスが得意な主人公、マンブルが最初は差別、偏見の目で見られつつもその後成長し、やがてペンギンの世界に隠された真実に気付いていく・・・といった内容です。

最初は普通にジャリ向けなアニメ映画かと思っておりましたが、実際の所はかなりパンクなメッセージ性を持った内容となっており、他と違う主人公マンブルはさながら奇形、知恵遅れ、ダウン症の子供のメタファーで、他とは違う才能があるという点はサヴァン症候群のメタファーと言えるでしょう。それに加えエゴで自然を破壊する人類や保守的な思想に凝り固まったクソ石頭の腐れ老害共等、ジャリ向けにしてはかなりパンク、ハードコアな内容で反体制的な思想を持つ俺のような人間には熱くなれる部分が多いです。クイーンやジプシー・キングス等の楽曲を使用したりとオッサンを喜ばせてくれる箇所も目立ってます(笑)。


結末等かなりご都合主義な部分も多く、人間と裏で結託してそうな老害ペンギン共の処遇等まだまだ詰めの甘さも見られますが、それでも個人的にはパンキッシュな視点でそこそこ楽しめましたね(笑)。ペンギンを保護する人間も結局は偽善的なエゴを満たすためでしか無く、お涙頂戴になりそうでいて実はブラックな部分があるのも賛否分かれそうですね。もっとダーティーに振り切って貰いたかったモンです。バッドエンドで良かったかも知れませんね(笑)。
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第87回アカデミー賞で5部門にノミネートされた音楽系ヒューマンドラマです。

ジャズドラマーを目指して音楽学校に通うネイマンが鬼教師のフレッチャーに徹底的にシゴかれまくるといった内容で、ゆとり教育とかほざくクソ教育現場を通過し、もはや学校教育がその体を成さなくなって久しい現代に逆行しまくるかのように体罰上等、かわいがり上等なレッスンシーンが話題を呼んだ一本です。

映画としてはかなり面白く、フルメタルジャケットのハートマン軍曹ばりに強烈なフレッチャーのキャラクターも実に濃いんですが、俺はやはりHM/HR・・・いやロック畑の人間なんで、こういうジャズやクラシックのように一音たりともミスは許さない、完璧な演奏でなければクソだという姿勢にはまったくもって賛成出来んですなぁ!

メタルはプログレと並んでロックの中では最も高度なスキル、音楽性を持ったジャンルなんですが、それでも根底にあるのがロックであるが故に「ミスも味のうち」「完璧な演奏より勢い重視」な考えが一般的で、俺もそういう部分に惹かれてロックを好んでおります。一音、一テンポのミスも許せないなら打ち込みでも聴いてりゃいいんだ!ライヴに完璧を求めるならスタジオ音源でええじゃろうが!

テクニック至上主義に溺れエモーションを見失っているのはジャズやクラシックだけではなく、絵の世界もまったく同じです。いやむしろ絵の世界のほうが技巧重視になり過ぎている傾向があるじゃねーか!俺はそれが嫌でギャグ漫画の道に走ったんじゃい!そもそも楽器とか絵とかは努力以上に才能がモノを言う世界で、才能ある奴の1の努力に才能無い奴は10努力したって追いつけないのが現実だが、そんな才能の無い奴でもやって行けるのがロック、パンクでありギャグ漫画なんだ!

俺は何度も言うように絵の才能はまったく無い!10年程修行したのに才能ある奴の半年にも及ばなかったんだ!だがそんな愚図でもやって行けるのがギャグ漫画でありパンク、ハードコアなんだ!だから俺はジャズが嫌いだし、テクニックしか脳が無いイラストの世界も嫌いなんじゃ!猫も杓子も同じような目ん玉のデカいネーチャンばっか描いてズリネタにして、それで技巧主義か!?オナニーだけのテクニックじゃねぇのか!超絶技巧が聞いて呆れるぜマザーファッカー!


話がおもくそ逸れましたが、映画としては面白かったんですがテクニック、練習的な面で批判的な意見も多く、それも頷ける1本です。やはり俺は技巧よりアイディア、エモーションで勝負したいですな。

ジョニー・ノックスヴィル主演、クソの海で泳ぐ、簡易トイレでバンジージャンプしてクソ&ゲロまみれになる、ゲロでオムレツを作る等など常軌を逸した滅茶苦茶さで人気のジャッカスシリーズの最新作です。

ジョニー・ノックスヴィルが特殊メイクで80のジジイとなり、孫を連れてアメリカを旅し、行く先々で素人を巻き込んで滅茶苦茶なドッキリをするといった感じで、まぁ流石に以前のような、上記したような滅茶苦茶な下劣さは無く相当にマイルドな仕上がりになっています。半分フィクション、半分ノンフィクションな新手のロードムービーとして普通に観れるのが意外ですね。過激さが薄れある意味セルアウトした感じですが、従来のシリーズは映画とは呼べない作風だったのでプラスマイナスゼロといった所でしょうか・・・。

まぁそれでもイタズラの数々はジャッカスらしい、パンクでハードコアな下品さに満ち溢れており、自販機とファックしようとしたらチンコを挟まれ抜けなくなる、ストリップゲイバーでブリーフから作り物のチンコはみ出させて江頭2:50ばりに暴れる、ファミレスで作り物の下痢グソをブチ撒ける等、うちの漫画に通じる下ネタだらけなのが嬉しい限りです。サノバビッチ!

ラストでカネと名声目的でテメェのガキを売春婦に仕立てるクズ親どもを徹底的にコキ下ろしたのは笑えましたね。マザーファッキン偽善者どもめ!テメェ等のやってる事のほうが遥かに低俗なんじゃい!


過激さはナリを潜めましたが、ジャッカスと思わず新手のロードムービーコメディーとして見ればなかなかに楽しめる一本です。下劣さは薄れれどパンク精神だけは忘れないで頂きたいモンですな。ファック!

ようやく春が訪れたこの時期についに“チン拳4”完結じゃて。


いやしかしまさかここまでクソシリアスな展開になるとはのう。描いてるほうも思わんかったわい。フォッフォッフォッ。ここまでクソ長い話になるとも思わんかったのう。フォフォフォフォフォフォ。

バッドエンドはうちの漫画じゃ当たり前のギャグとして出てくるし、チン拳シリーズも3を除いて毎回主人公が死ぬエンドにしとったがのう。これまではあくまでもギャグ、ブラックユーモアとして描いておったんじゃが、今回はガチの鬱エンドというやつじゃ。今流行りの鬱エンドじゃ。日本人が愛してやまない鬱エンドじゃ。

このファックなエンディングは今回限りという事で、あえてここまで悲惨な展開にしたわけじゃ。今後は少なくとも可愛い可愛い美少女ヒロインがブチ殺されるような悲しい結末にはしないという意思の現れでもあるぞよ。ギャグのバッドエンドは当然のように出てくるがな!

唯一の心残りはアレじゃ、ワシの絵がクソ下手糞なせいでイマイチ感動が伝わらん事かのう。音楽の世界じゃカヴァーとかあるんで、もしワシが人気者じゃったら誰かカヴァーして欲しい所じゃ(笑)。やっぱシリアスな漫画は絵が巧く無いと描くのは無理じゃて。フォッフォッフォッ・・・!





ブラジルのゲットーでゴミ拾いをしてその日暮らしをする貧困層が悪に立ち向かう社会派ヒーロー映画です(半分誇張)。

リオデジャネイロでゴミ拾いをして生きる3人の子供達が、ひょんな事から財布を拾った事で腐敗した悪の陰謀に気づき立ち向かう決意をするといった内容で、社会派ドラマ、サスペンス的な色合いもありますが俺個人の感想としては娯楽映画としても面白く、やはり腐り切った外道共に敢然と立ち向かう正義の映画として評価したい所です。

腐敗の頂点を極めるヴィランは言うまでも無く汚職政治家、そして世間的にはとりあえず警察などと呼ばれている人殺し集団で、主役の子供もまた警官等と自称する腐れヤクザ共による拷問を受け殺されかけたりと、本作で描かれるポリ公のクズどもはうちの漫画で描かれるような事を地で行う鬼畜サイコパス殺人鬼以外の何者でもありません。

ブラジルのゲットーではこういった権力者どもの腐敗が実際に日常茶飯事で、本作で描かれているような事もある意味ノンフィクションと言えそうなんですが、最終的にはキチンと悪党どもが裁かれる辺りはやはりフィクション、ファンタジーな感じです。現実世界では今も外道どもが我々を支配し腐ってやがりますからね。ファック!

アラン・ムーアの提唱するスーパーヒーロー像をそのまま踏襲するかのように悪に立ち向かう、まさにリアル・ヤングアベンジャーズです。後半で悪徳ポリ公の銃を奪い頭に突きつけるも、結局引き金を引かなかったのもシルバーエイジの非殺生ヒーローのようです。悪党をブチ殺してもらいたかった半面、「俺は貴様等のような人殺しじゃない!」とでも言いたげな態度は実に熱かったですな(笑)。
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