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オリジナルギャグwebコミックサイトCOMIC HAND JOBのブログです。
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一時期出家して引退したとか騒がれていた、タイの至宝トニー・ジャー主演の最新作で、“チョコレート・ファイター”等で知られるアクション女優、ジージャー・ヤーニンとの競演作です。


邦題こそ適当にマッハ!なんぞと付いてますが、実際には“トム・ヤム・クン!”の続編となっており、早い話が「象を返せ!」「象はどこだ!」と言うアレです(笑)。


一応ストーリーは戦争で一儲け企む死の商人が暗躍し陰謀に巻き込まれる的なテイストがありますが、やはりこれまでのトニー・ジャー映画同様超絶アクションを堪能するための映画です。ただ今回はそれまで封印してきたCGやらワイヤーやらを大々的に導入しており、身体一つで超人的アクションを見せまくる本来のスタンスからブレた印象があります。まぁCGがかなりショボく、一目でCGか否かが判る作りなんでまだアクションを楽しめるでしょう。


ジージャーは今や子持ちの母親なんですが、映画の中では相変わらずのロリっぷりを発揮しておりその手の趣味がある人間にはたまらんでしょう(笑)。まぁファッションがどうにも垢抜けずダサいのもこれまで通りなんですが。


今回の敵はかなりしぶとく闘い続ける黒人で、当然ながら身体能力も高いんですが前作のジョニーとか、カポエラ使いのような強烈なインパクトは無くそこが物足りないですね。前作にもあったバイク軍団との闘いはスケールアップしてますが、前作を名作たらしめた長回しアクションは見られずそこも惜しい所です。とは言えアクション映画としてはやはり面白く、出家したトニー・ジャーが帰ってきただけで有り難いです。

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話題を呼んだインド映画の傑作“きっと、うまくいく”で日本でも知られる存在になった、アーミル・カーン主演のカーアクション大作です。

冷酷無比な悪徳銀行にサーカス団を経営していた父の命を奪われたアーミル・カーン演じるサーヒルが復讐のため、悪の銀行を片っ端から叩き潰し、奪った汚金を貧しき市民にばら撒くという、真の意味での正義を実行するダークヒーローとして暗躍するサスペンスアクションで、インドでは有名なシリーズモノのようで3作目に当たる本作でようやく日本上陸となったようです。

一応主役は刑事コンビなんでしょうが、誰がどう見てもアーミル・カーンが主役として録られており、動機も熱ければ行動も熱い、正真正銘本物のヒーローとして描かれており、まぁ流石にインド映画だけあって上映時間は3時間程あり途中ダレを覚えるのも確かなんですが、劇場公開時は少しカットされており2時間半だったようです。

ネタバレを避けたいので細かくは書きませんが、俺達市民に自分等が正義だと押し付けている警察とやらが所詮は金持ち、権力者、政府、官僚の手駒であり、奴等の言う正義とやらがごく一部のカーストの頂点に位置する、腐り切った醜い強欲なブタどものためにしか機能せず、俺達社会的弱者からはただただ搾取するのみという現状に真っ向からNOを突き付ける、サーヒルの行動は紛れも無く正義そのものであり、父親が子供に正義と言うものが一体何なのかを教えるにはまさにうってつけの映画でしょう・・・!

結末も実に潔く、正義を自称するファックなサツどもの言うインスタントでビジネスな安物では無く、この腐り切った時勢において本当に正義を貫こうとするのであればここまでの代償を支払わねばならない・・・と言うメッセージをも感じ取れる、実に熱き傑作だと言えるでしょう。
あの超名作アメコミ、“キック・アス”のマーク・ミラー原作によるアメコミの映画です。

イギリスの紳士服仕立屋の地下にスパイの秘密基地が隠されており、秘密裏に世界の危機に立ち向かうといった内容で、主人公はうだつの上がらないチンピラですが、最強のエージェントである叔父に鍛えられ一流の諜報部員になっていきます。

最近の007シリーズがダークナイトの影響なのか、やけにシリアスでリアルになっていくのにNOを唱え、古き良きトンデモテイストに満ちあふれた往年のスパイ映画をオマージュしただけあり、スパイの秘密兵器もトンデモ系ならヴィランもトンデモ系で、サミュエル・L・ジャクソン演じるIT企業の富豪は人類を間引く事で未来の危機を避けるため、携帯に埋め込んだチップに電波を発信させ、人類の理性を消滅させ殺し合わせそれをVIPどもと共に楽しもう・・・等と考えるエコ・テロリスト系サイコキラーですが、暴力は好まず血や死体を見るとゲロを吐くといった矛盾も持ち合わせたクレイジーなマザーファッカーです。

中盤で現実世界にも疫病の如く存在し、健常者であれば吐き気を催して当然のキリスト原理主義者のサイコパスどもが大乱闘し皆殺しにされるシーンは何故か賛否両論なんですが、こんなレイシストのクソどもは死んで当然なんで個人的には大爆笑して観れましたね。死ね!死にやがれキチガイのサイコパスどもめ!ラストの脳ミソ爆発描写もブラックな美意識が強く最高です(笑)。このセンスを見習いたいぜ!

そして何より強烈だったのがソフィア・ブテラ演じる女殺し屋ガゼルの圧倒的な身体能力です。刃付きの義足で凄まじい蹴り技を連発しまくる様はアクション映画、マーシャルアーツ映画好きには御馳走以外の何者でも無く、ラストの死闘は見応え十分です!ソフィア・ブテラは元々ダンサーか何かで役者では無かったんですが、その身体能力を買われての抜擢でそのエピソードに恥じぬ強烈さを存分に見せつけてくれます。ちなみにコミック版だとハゲのイカつい黒人のオッサンで、義足ではありますが刃も無ければ魅力も無く、コミック版も面白いんですがこの部分で映画版には遠く及ばんでしょうなぁ・・・!


流石は名作“キック・アス”の原作者、監督コンビ作だけあり毒の強い娯楽作として最高に楽しめる一本です。今年の映画の中でも上位でしょう!

ウー・ジン主演の今風香港カンフー/マーシャルアーツ映画です。

京劇俳優件武道家である主人公がヤクザに誘われ裏の賭け試合で闘うと言った内容のマーシャルアーツ映画で、作中では裏ボクシングとされていますが、実際にはMMAで打撃、投げ、関節技等なんでもありな闘いとなっております。

ウー・ジンらのアクションのキレはかなり凄まじく、トニー・ジャー関係を意識しているかのようなマジ当てアクション、飛んだり跳ねたりの回転蹴り等身体能力の高さを見せ付けており楽しめるんですが、格闘シーン以外が正直かなりグダグダな感じで実に惜しい仕上がりとなっております。

ヒロインの女がとにかくしょうもないクソビッチで、カネこそ全て、カネ儲けこそが第一みたいな考え方で賭け試合に出る気の無かった主人公をそそのかし、主人公が連戦連勝してカネを得る裏でテメェもヤクザからカネを貰い、さらにヤクザ相手にユスリをかけたり、ヤクザに股開いて愛人になってさらにカネを得る等クソしょうもないビッチ振りを発揮し腐りやがるんですが、最後の最後に何故か良心が芽生えたのか知らんが自殺し、主人公はヤクザのアジトに乗り込みヤクザを皆殺しにするんですが、ビッチを愛人にしようとしたヤクザを殺そうとしたタイミングでクソッタレポリ公どもが図ったように登場、悪を助け正義をブッ殺す、実に見事な公僕っぷりを発揮し腐りやがります(笑)。

アクションは最高なんですが、それ以外のパートが終始ダダ滑りでグダグダもいい所、部分部分で無理矢理挿入されるコメディー要素も全然笑えず、ただただアクションを観る為だけにそれ以外をガマンする、言わば「名曲もあるけど捨て曲もあるCD」みたいな映画です。
フランス産のケレン味タップリなB級クライムアクションです。

世間的には警察とか呼ばれている、腐ったマフィアの陰謀によって国防大臣が暗殺され、濡れ衣を着せられた上に妻も殺された護衛が逃走し陰謀に立ち向かうと言った内容で、最初に護衛を拷問しに来た殺し屋二人組が最初はサイコパスの殺人鬼に見せかけて実は善側の人間で、主人公に手を貸しマフィアの腐れポリ共に闘いを挑みます。

「ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」とかを中途半端に意識したような、インチキ臭さ丸出しの似非スタイリッシュ映像が鼻に付く上に、肝心のアクションもトニー・ジャー関係を中途半端に意識している上にショボく、どうにも説得力が無くチープなんですが、ケレン味タップリのサイコパス系B級ヴィランが大量に出てくる辺りは今流行りのマッドマックスとかを彷彿とさせます(笑)。

最後は警察組織や政府をも動かす悪の組織が出てきて終了みたいな幕引きで、リアリティーは微塵も無いんですがB級クライムアクションとしてはこんなモンでしょう。俺みたいな警察と言う名のヤクザ、マフィア共が嫌いな人間にオススメですが、まぁ後味は良くないですね(笑)。
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