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アンディ・ラウ主演のやりすぎドンパチヴァイオレンスアクションです。

素性が判っているにも関わらず法の壁のせいでテロリストを逮捕出来ない無能なオマワリが少しずつ手段を選ばぬようになっていき、最終的には街一つ壊滅させる程のド派手な銃撃戦を繰り広げる・・・といった内容なんですが、中途半端に人間ドラマを盛り込みすぎたせいでイマイチ突き抜け切れないもどかしさの残る映画になっております。

ガス管破裂で街一つまるまる壊滅するラストのアクションは流石に見所満載ですが、基本的にろくでなしばかりの映画なんでアンディ・ラウ含め全員死亡でとことん救いの無い結末にしたほうが良かったかも知れませんなぁ(笑)。

アンディ・ラウ演じる警官は悪事に手を染めないマトモなオマワリとの事なんですが、知っての通り警察が正義なわけは無いので「本当に人助け、善行がしたいのならオマワリになんざなるな!」と鑑賞中ずっと思ってまして、イマイチのめり込めませんでした(笑)。

汚い事をしない警官がテロリスト逮捕のため少しずつ汚い事をし始めた事に呼応したかのように大惨事に繋がっていく様はなかなかに見応えがありましたね。「テロリストが悪なのは当然だが、そんな悪をマトモに逮捕出来ない無能なオマワリ共も同罪じゃ!」というメッセージを個人的に感じました(笑)。
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